水田畦畔での使用法

水田畦畔にも登録のあるバスタで、 安心して水田まわりにも使用できます。

 

使用場所と使い方

使用場所と使い方

特に多年生雑草が多い場合には100倍液の散布!

  • 低温下では効果の発現が遅くなります。耕起前の散布では、耕起30~15日前に散布してください。
  • 畦畔の除草は雑草の草丈30㎝以内の散布が基本です。
  • イネの生育期間中に散布する場合には、飛散防止カバーを使用するなどして、イネにかからないように注意してください。

水稲とバスタ

畦畔も農耕地に分類されており、 水田畦畔に登録のない除草剤は使えません。 
バスタ液剤なら安心して水田まわりに使用できます。

バスタ液剤を使用する時期の目安
水田畦畔 草丈30cmまで(収穫7日前)
休耕田 草丈50cmまで
水田耕起前 30〜15日前

散布時の注意点

注意点1

草丈15~20cmが散布の適期です。

注意点2

飛散防止カバーを使用します。

注意点3

キリナシノズルを使用します。

注意点4

風のないときに散布します。

注意点5

散布圧は低めに設定します。

水田畦畔除草におけるバスタのメリット

 

1. 除草時間を短縮でき、省力化できます。

散布するだけのバスタなら作業時間を短縮。草刈りと比べた場合、作業時間は約二分の一、抑草時間は約二倍と省力的です。また、抑草期間が長いので、作業回数を削減。草刈作業の重労働と危険性から解放します。

除草作業時間の比較
バスタ散布 20分/10a
手刈り 50分/10a

[(財)日本植物調整剤研究会調べ]

省力化

2. 畦畔を崩しません

バスタは接触型除草剤。つまり付着した部分しか枯れないため、雑草の根が残り、草刈と同程度の畦畔強度を維持できます。土壌保全に有益とされる多年生イネ科雑草の再生を長期間抑制しながら、あぜを崩さないバスタは、のり面の多い水田畦畔や農道の雑草管理に最適です。

■ 畦畔のモデルを用いた降雨による崩れ

[試験方法]人工的に作った畦畔、のり面(図参照)にメヒシバをは種、栽培し、バスタ液剤、グリホサート系A剤および手刈りによる除草後、28日後に人工降雨し、モデル表面の浸食度・浸食率を比較した。

降雨量:50㎜/時、降雨時間:200時間、水滴サイズ:1.8㎜、高さ:2mより降雨
(ヘキスト・シェーリング・アグレボ農業科学技術センター/1993年)

【結果】
人工畦畔、人口のり面のいずれにおいても、バスタ液剤区の浸食レベルはA剤区と比べて低く、手刈り除草区と同等であった。

畦畔を崩さない

 

3. 斑点米カメムシの密度を低下させます

生育場所である畦畔雑草を枯らし、斑点米カメムシの密度を下げることができます。

<斑点米>
斑点米はカメムシの吸汁が原因で起こります。 カメムシの生育場所となる畦畔雑草を除草することで、 カメムシの発生が抑えられ、斑点米の防除につながります。万全な除草には、手刈りするより除草剤を使うことをお薦めします。

斑点米

 

水田畦畔での散布のポイント

 

POINT 1 水稲移植前 / 生育期(春期〜初夏)

バスタは長期間(約40~50日)畦畔の雑草を抑制するので、何回もおこなう草刈り作業と比べて省力的です。また、作業の安全性についても、刃物を使用する草刈り作業よりも安全といえるでしょう。 
雑草の草丈30cmまでに、全体が濡れるように十分量散布してください。 
水稲生育期に散布する場合は、稲に薬液がかからないようにご注意ください。

POINT1

 

POINT 2 水稲生育期 / 夏期

バスタを水稲出穂3~4週間前までに散布して畦畔の雑草を防除することで、斑点米カメムシの生息場所をなくし、密度を低下させることができます。その結果、斑点米の被害軽減効果が期待できます。ただし、稲の出穂直前に除草すると、カメムシの水田内への移動を助長することになるので、散布時期には注意してください。

畦畔のモデルを用いた降雨による崩れ

POINT2

 

POINT 3 刈後 / 秋期

収穫後、早い時期の除草剤散布で、翌年の雑草の密度を減らせます。 
カメムシには雑草に越冬卵を産む種類もいますので、秋の雑草防除は有効です。

 

バスタ液剤の使用時期

バスタ液剤の使用時期